会社の上司が還暦を迎える場合、会社内の関係者で還暦のお祝いをすることがあり、お祝いの場ではプレゼントを贈ることも多いですが、上司や同僚に還暦祝いを贈る際にいくつか注意点があります。
還暦祝いは一生に一度のお祝いになるので、失礼があると嫌な気持ちも一生残ってしまう可能性がありますので、還暦祝いに贈ってはいけない贈り物やマナーをしっかり理解しておきましょう。
上司へ贈ってはいけない還暦プレゼント
■上司へ贈ってはいけない還暦プレゼント
- 履物
- かばん、時計、文房具
上司に贈ってはいけないプレゼントで有名なのは靴や靴下などの履物です。
これらのものは「足で踏みつける」というものであることから、ネガティブな印象があり、一般的には目上の人への贈り物としては不適切であるといわれています。
またかばんや時計、文房具には「勤勉」というイメージがあるため、プレゼントをすると「勤勉に働くように」というメッセージが込められてしまうため、これらのアイテムも基本的には上司へのプレゼントとしては不適切です。
例外として文房具の中でも万年筆などは愛好家も多く、贈られる方の趣味嗜好にあっていれば問題ないとされています。そのため多くの方が万年筆を贈っています。
その他の目上の方へのプレゼントとしてNGな点や注意点は別の記事でも紹介していますので、こちらも参考にしていただければと思います。
上司へプレゼントを贈る際の表書きの常識と注意点
プレゼントの内容だけではなく、贈る際の表書きにも配慮する必要があります。
会社の上司の方の還暦をお祝いする場合、同じ部署や課、チームメンバーなど会社関係のメンバーが出席し、贈り物もみんなでお金を出し合って連名で贈ることが多くなります。
贈り物にはのし紙をつけて贈るのが一般的ですが、のし紙の表書きには下の部分に贈った人の名前を書くことになります。
表書きの名前には、通常複数人から贈る場合は全員の名前を記載しますが、人数が多いグループから贈る場合にはグループ名を記載して「部署名一同」と贈るのが一般的です。
有志の場合はメンバーが後からわかるように一覧を別添で渡すと、お返しの時やお礼の時に便利ですので親切です。
還暦祝いにおすすめのプレゼント
還暦祝いに贈ってはいけないものや注意点を紹介しましたが、「結局何を贈れば良いの?」と思う方もいると思います。
還暦祝いの贈り物というと「赤いちゃんちゃんこ」というイメージが強いですが、最近は60歳を超えても元気な人が多く、人によっては老人の象徴のように感じる赤いちゃんちゃんこは気分を害される可能性があります。また職場で贈り物をする場合、家族でお祝いに赤いちゃんちゃんこをもらっている可能性もあります。
このように最近では還暦のお祝いの品として赤いちゃんちゃんこを贈るのは少しリスクが高くなっていますので、これも避けた方が無難です。
喜ばれる還暦祝いの贈り物は還暦を迎える人や贈る人との関係によって違うと思いますが、多くの人に喜ばれる還暦の贈り物もいくつかありますので、当サイトのおすすめとして紹介します。
体験を贈るカタログギフト
多くの人に喜ばれそうで最もおすすめなのが、ものだけでなく、体験を贈ることができるカタログギフトです。
カタログギフトというと、結婚式の引き出物で使われることが多く、予算内の生活用品やグルメなどを選ぶものが一般的ですが、体験カタログギフトは農業やカヌー、カヤック、陶芸体験、そば打ち体験などのアクティビティや人気のレストランでの食事、旅行など「もの」ではなく「体験」を選択できるカタログギフトです。
用意されている体験は他にもファッションコーディネート、茶道、ボーカルレッスンなど1,000種類を超えるものがありますが、「アウトドア」「クッキング」「観光」などいくつかのカテゴリに分かれており、各カテゴリの中から体験を選べるカタログが用意されていますので、還暦を迎える人の好みやキャラクターにあった体験を贈ることができます。
カタログギフトにありがちな「無難な感じ」がなくなり、還暦を迎える人のためだけの特別感のある贈り物をすることができます。もちろん様々なカテゴリの中から体験をチョイスしてあるスタンダードなタイプもあります。
価格も3,000円弱から50,000円の特別な体験を集めたものまで幅広く用意してあるので、予算に合わせたカタログが選べる点も嬉しいです。
一人で贈るなら5,000円程度の手頃なカタログを選び、複数人でお金を出しあう場合は1万円を超える特別感のあるものを選んでも良いですね。
新しいタイプのカタログギフトなので、体験型のカタログギフトをもらったことがある人はほとんどおらず、印象に残る贈り物になるのに加えて、自分のために良いものを探してくれたんだなという思いで一層の喜びを感じてもらえると思います。
還暦を迎える人の好みがわからない場合にも、複数の体験から選べるカタログギフトは外れが少なく、旅行やグルメなど嫌いな人が少ない外れない贈り物をチョイスすることもできるので、職場の上司や同僚の還暦の贈り物にも適しています。
色々な体験があって見るだけでも面白いので、まずはどんなものがあるかチェックしてみてください。
一生の思い出に残る名前の詩
還暦は一生に一度のお祝いになりますので、お世話になった人に思い出に残る贈り物をしたいという人は名前の詩がおすすめです。
名前の詩とは、還暦を迎える人のお名前をもとに、一文字ずつを頭文字としたオリジナルの詩を作成し、似顔絵や写真などと一緒に額にして贈り物にするものです。
予算は少し上がりますが、10,000円くらいを出せば立派な名前の詩を贈ることができますし、やはりオリジナルの名前の詩やイラストなどは形に残り一生の思い出になります。
価値観にもよると思いますが、一生の思い出に残る贈り物を贈ることができ、喜ぶ姿が見れるとあれば決して割高ではないと思います。
名前の詩を取り扱うお店はいくつかありますが、価格や細かなオーダーができるかどうか、作品の雰囲気など色々な違いがあります。以下のページで名前の詩の取り扱いショップを比較していますので、名前の詩を検討している人はこちらも参考にしていただければと思います。
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