大還暦、半還暦の意味と120歳まで生きた日本人

公開日:2014年4月18日

還暦とは干支が1周したことをもって、生まれた年の干支に戻るため、人生の一つの区切りとして長寿をお祝いするものです。

還暦に似ていて関係する言葉として、「大還暦」や「半還暦」という言葉があります。それぞれ還暦という言葉が入っていますがどのような意味なのか、本記事で紹介したいと思います。

大還暦の意味

  • 大還暦とは還暦2回分の120年生きたことを意味する言葉

大還暦とは還暦が60年生きることであるのに対して、還暦2回分の120年生きたことをお祝いするものです。

現代の寿命がどんどん延びているとはいえ、120年生きる人というのは極めてまれですが、還暦と同じく中国などの東アジアで用いられることがある概念です。

中国の古い言い伝えなどでは大還暦まで生きたという人もいるようですが、時代の平均寿命を考えると伝説に近く、長寿の象徴の一つとして用いられてきた言葉ではないかと思われます。

120歳以上生きた日本人

大還暦となる120歳以上生きた人というのはまれではありますが、全くいないというわけでもなさそうで、日本でも記録に残っている中では泉重千代さんという男性が120歳まで生きられたそうです。

現代の日本においては100歳以上の方も多くいらっしゃいますので、120歳まで生きたという方が数人いても納得ではあります。

とはいえ、泉重千代さんなどは極めてまれな例ですので、通常120歳まで生きるということはまずないので、大還暦のお祝いをするというのは一般的ではありません。

もちろん、お知り合いの方が120歳になられたという場合は、大変な長寿ということになりますので、盛大にお祝いをしてあげるのがよいでしょう。

半還暦の意味

  • 半還暦とは還暦の半分の30年生きたことを意味する言葉

一方、半還暦は言葉の通り、還暦の半分ということで30歳を一つの区切りとして半還暦と呼ばれています。

言葉自体に馴染みがない方も多いと思いますが、半還暦をお祝いするという人も多くありません。

これは還暦が60年という長寿をお祝いするというのに対して、半還暦の30歳は長寿というよりはまだ若者に近い年齢であり、祝われる側としても「30年よく生きたね」と長寿のお祝いをされることには相当の抵抗があるためと思われます。

要は、誰も半還暦のお祝いをしたいと思わないということですね。

30歳は論語では「而立」の年で、自ら立つという意味があるなど、昔の時代で言えば若者ではないと言えますので30歳も人生の区切りとしてお祝いするという感覚はわからなくもありませんが、寿命が延びた現代では30歳を長寿の象徴的な言葉の還暦が入った言葉でお祝いするのは馴染みませんね。

最近では「大人成人式」とか、30歳をお祝いする別のイベントがありますが、これらは若者のお祝いという感じですので半還暦とは違います。

大人成人式でも半還暦でも言葉は何でも良いですが、30歳というのは人生の区切りとして自分や子供の人生を振り返ったりするには良いタイミングであるともいえますので、何かしらお祝いをしてみても良いですね。

  • 「大還暦」は120歳、「半還暦」は30歳を意味している
  • 大還暦は120歳まで生きる人がほとんどいないのでお祝いがされることも少ない
  • 半還暦は30歳はまだ長寿といえず、お祝いする人は少ない

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