
長寿や健康、美容には毎日の食習慣が大きく影響してきます。特に朝起きた時に飲む最初の飲み物は重要です。
「朝のりんごは金、昼のりんごは銀、夜のりんごは銅」といわれるほど、朝に摂取する食べ物は吸収も良く、体への影響が大きくなります。
朝に飲む飲み物には良いとされるものと悪いとされるものがあります。実践するかどうかは別として、自分がよく飲む飲み物は健康に良いのかどうか参考にしていただけますと幸いです。
本記事では朝に飲むと良いとされる飲み物と悪いと言われる飲み物を紹介します。
長寿や健康のために朝に飲んだ方が良い飲み物
■朝に飲んだ方が良い飲み物
- お湯
- 生姜湯
- お味噌汁
朝に良いとされるのは温かい飲み物を飲むことです。
上記のお湯、生姜湯、味噌汁はいずれも温かい飲み物で、温かい飲み物を朝一に飲むことは冷え性の改善になるだけでなく、胃腸を温め消化をスムーズにします。
また、血液の循環が良くなることで基礎代謝が上がり、脂肪の燃焼をしやすい状態をつくることができます。
代謝をあげることで、朝食を吸収しやすい体を作るだけでなく、肌に栄養分や水分が運ばれることになり、美肌効果もあります。
さらに体の中の老廃物を体外に出すこともできるので、デトックス効果もあり言うことなしです。
朝はとにかく代謝を上げることが重要で、代謝を上げるために胃腸を温め血行を良くする必要があり、そのため温かい飲み物が良いとされているのですね。
お湯も良いですが、さらに生姜を加えた生姜湯はお湯の温度だけでなく、生姜の持つ体を温める効果も受けることができ、効果的に代謝を上げることができます。
体を温めることが目的ですので、飲み方としてはゆっくり飲むことがポイントです。
長寿や健康のために朝に飲むと悪い飲み物
一方、朝に飲むと悪いと言われる飲み物もあります。
■朝に飲むと悪い飲み物
- 冷たい水
- コーヒー
- 栄養ドリンク
ポイントは「温度」と「カフェイン」です。
上述の通り、朝は代謝を上げることが重要です。そのため、冷たい水を飲むと胃腸を冷やしてしまい、代謝がなかなか上がりません。
朝冷たい水を飲むと気持ちいいという方もいますが、胃腸に負担をかけることになり、代謝を良くするという観点からもおすすめできない飲み物です。
またカフェインを多く含むコーヒー、栄養ドリンクも避けたほうが良いでしょう。
カフェインは血糖値を上げる効果がありますが、朝一に飲むと血糖値が上がりすぎてしまい、よくありません。朝は一杯のコーヒーからという人も多いと思いますが、朝一にカフェインを取るのはあまり良くないんですね。
飲む場合は起床後30分以上経ってからが良いとされています。
朝の習慣はなかなか変えづらいという方もいるかと思いますが、一度試してみて良さそうであれば継続してみても良いかもしれませんね。