アラ還の意味と用法
  • アラ還:「アラウンド還暦」の略で、還暦(満60歳)前後の年齢のこと

アラ還とは、「アラウンド還暦」の略で、還暦(満60歳)前後の年齢を意味します。

30歳前後を意味するアラウンドサーティーの略で「アラサー」という言葉が使われ、そこから40歳前後を意味する「アラフォー」、50歳前後を意味する「アラフィフ」という派生語ができ、その流れを受けて60歳前後の年齢をアラ還と呼ぶようになりました。

なお、アラサーの派生語であるアラフォーは2008年に流行語大賞を受賞しています。

一般的にはアラサーは25歳から35歳の年齢を意味していることが多く、アラ還は55歳から65歳ということになりますが、明確な年齢の基準はなく個人によって異なります。

ですが、アラ還は還暦を意識した言葉なので、還暦を迎えて以降は特に使わなくなる人がほとんどです。

秋元順子さんの「アラ還の星を目指し、声が続く限り歌っていきます」という言葉が有名で、スピーチなどでアラ還を使用するときはこの言葉が引用されたり、もじられたりすることが多いです。