知らない間に寿命を縮めているといわれる行動と専門家のアドバイスの重要性

長生きするための方法や習慣は別の記事で紹介していますが、逆に知らない間に寿命を縮めていると言われる行動もあります。

健康、長寿の話は諸説あり、真偽のほどは不明ですが、本記事では寿命を縮めるといわれる行動を紹介します。

知らない間に寿命を縮めているといわれる行動

知らない間に寿命を縮めているといわれる行動は以下の行為です。

■寿命を縮めるといわれる行動

  • 長時間座ること
  • 長時間テレビを見ること
  • 寝過ぎること
  • サプリメントの飲み過ぎ

長時間座ること

長時間座ることは寿命を縮めることだと言われています。

これは還暦を迎える方というより、オフィスで働く現役世代の方の方がどきっとすると思います。

1日1時間座ることは寿命を22分縮めるというオーストラリアの研究者の調査結果によるもののようですが、真偽のほどは不明です。

座ることは運動をしていないということになりますので、その分筋肉が衰えるということなのかもしれませんね。

長時間テレビを見ること

長時間テレビを見ることというのも寿命を縮めると言われています。

テレビを見る時間は座っていることになりますので、上述した「長時間座っている」状態が悪いことだと言われています。

加えて、テレビを見ること自体も悪いという研究結果もあるようですが、真偽のほどは不明です。

なお、テレビを見続けると1時間で21分程度寿命が縮まると言われています。

寝過ぎること

寝過ぎも寿命に悪影響であると言われます。

アメリカや日本など複数の調査で寿命の観点から見た理想の睡眠時間は7時間と言われています。

睡眠時間が6.5時間から7.5時間という理想に近い睡眠時間の人と比べて、7.5時間以上の睡眠時間の人は死亡率が20%高くなるようです。

このような調査結果はあくまで調査結果ですので、睡眠と寿命に直接的な因果関係があると証明されたわけではありませんが、あまり寝過ぎるということは避けたほうがよいのかもしれません。

これも睡眠時間が長い分、その時間運動をしていないということから来るのでしょうか。

サプリメントの飲み過ぎ

サプリメントの飲み過ぎも注意が必要です。

アメリカやフィンランドで調査されたところによると、鉄分はとりすぎで死亡リスクが高まることもあり、ビタミンA、E、ベータカロチンは摂り過ぎると有害になるという専門家もいるようです。

アメリカは日本よりもサプリメント先進国であるといえ、日本が「マルチビタミン」など総合的なビタミン剤を多く服用しているのに比べて、アメリカの人は細かくビタミンごとにサプリメントを服用しているようです。

そのアメリカで一部のサプリメントを服用している人の方が服用していない人より死亡率が高いという調査結果が出ています。

結果が逆であれば、サプリメントを取る人は健康志向が高いから総合的に寿命が長いのでは?という邪推もできますが、サプリメントをとっている人の方が寿命が短くなるというのは妙ですよね。

やみくもにサプリメントを服用するというのはリスクのある行為であるといえそうですね。

健康、長寿は専門家のアドバイスを聞くことが重要

寿命を縮めているといわれる行動を見てきました。

健康法や長寿のための方法は巷にあふれていますが、健康法が本当に良いのかどうかは真偽不明のところが結構あり、研究中という部分が大きいのではないでしょうか。

そのような答えの確定していない健康法に、自分や大事な人をやみくもに取り組ませることは実験に近く、リスクの高い方法であると言えるでしょう。

健康法については医師や専門家のアドバイスを受けながら、経過を見て実施していくというのが、最も確実でリスクの低い方法であると考えます。