
日本の都道府県別の平均寿命を見ると、1位は長野県ですが、不名誉な最下位となったのは青森県です。
長野県が全国1位となったのは、30年に渡る生活習慣改善の努力の結果ということを別の記事で紹介しましたが、逆に青森県が長寿最下位となっているのはどんな理由からなのでしょうか。
本記事では平均寿命が最も短い青森県の寿命が短い理由を考えていきたいと思います。
青森県の平均寿命が短い理由
青森県の平均寿命が短い理由には以下のような点が考えられます。
■青森県の平均寿命が短い理由
- 塩分の取りすぎ
- たばこを吸う人が多い
- お酒を飲む人が多い
- 運動が少ない
不健康なワードのオンパレードといった感じですが、青森県は本当にこれらの項目が全国でもトップレベルに悪い県です。
塩分の摂取量は全国で2位、喫煙率は全国1位、飲酒率も全国1位、歩く量は全国男性46位、女性41位となっています。
タバコ、酒の飲み過ぎは寿命を縮める行為としても紹介しましたし、塩分の取り過ぎは高血圧や心疾患を引き起こし、間違いなく長生きするには取り過ぎては行けないものたちです。
それをすべて全国トップレベルにとっていては平均寿命が低いのも当然の結果と言えます。
また、運動不足も問題です。適度な運動は長生きには必要なことです。
運動をしていない人は運動を日頃からしている人と比べて死亡率が高いというデータも出ていますので、食生活に加えて運動不足が寿命を縮めていると考えてよいでしょう。
ここまで、様々な指標が悪いと寿命が低いのも当然という結果ですね。
青森県民が不健康な理由
地元の人に言わせると、寒い地域で引きこもるので運動はしなくなり、味の濃いものや体が温まる酒を取るようになるといいます。
また娯楽がないので酒やたばこに走りやすくなるとのことです。唯一といってよい娯楽はパチンコでこれまた喫煙を助長しているようです。
決して、青森県の人が悪いというわけではなく、環境によるところも大きいのかもしれませんが、このような不名誉な結果となってしまった以上、今後の改善に注目していきたいですね。