お祝いでお花を贈る際に、ビジネスシーンなどでは木札をつけることが一般的です。
開店祝いや引越し祝いなどで店頭やオフィスに飾ってあることを見たことがある人も多いと思います。
家族間ではありませんが、会社関係の人の場合には、還暦祝いをはじめとした長寿のお祝いでもお花を贈る際に木札をつけますので、どのようなお祝いの文字を入れればよいかなどのマナーを紹介します。
木札のお祝いの文字のマナー
木札には、お祝いの文字と贈り主の名前を入れます。贈り主の名前を入れるのは誰が贈ったかが一目でわかるようにしておくためです。
お祝いの文字は還暦の場合であれば、「祝還暦」「敬寿」「賀寿」などを入れます。
お祝い全般に使える「祝」「御祝」でも良いですね。
「敬寿」「賀寿」は長寿のお祝い全般に使われるお祝いの文字で、還暦だけでなく古希や米寿などでも祝い文字として入れて問題ありません。
木札に入れる祝い文字はまとめると以下のようになります。
■木札に入れる祝い文字
- お祝い全般 :「祝」「御祝」
- 長寿のお祝い全般:「敬寿」「賀寿」
- 固有のお祝い文字:「祝還暦」「祝古希」「祝米寿」など
木札に入れる文字の記載例としては以下のようになりますね。
祝還暦 佐藤カンパニー 代表取締役社長 佐藤昌平
レイアウトなどはお花屋さんがやってくれることがほとんどですので、あまり気にする必要はありませんが、ビジネスの相手にお花を贈る場合は木札をつけるということはマナーとして覚えておきたいですね。
家族間でお花を贈る場合は特に気にする必要はありませんので、家族で花を贈る場合には、メッセージカードを添えるなど心を込めて喜んでもらえるお花の渡し方を考えた方がよいでしょう。
別の記事で紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてください。