高齢者の1日の余暇時間とプレゼントに趣味のものを贈る意味

総務省が高齢者の1日の生活時間に関する調査結果を公表しています。

■高齢者の1日の生活時間
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出典:総務省統計局

生活時間は睡眠、食事などの生理的に必要な「1次活動」、仕事や家事などの社会的に必要な「2次活動」、余暇の活動など各人の自由な時間である「3次活動」に分類されます。

各年代ごとの生活時間を見てみると、生理的に必要な1次活動の時間は変わらないものの、高齢者になるにつれ仕事の時間である2次活動の時間が短くなり、結果として余暇のための3次活動の時間が長くなっていることがわかります。

3次活動の時間は最も多い75歳以上の場合、男性9.38時間、女性8.28時間となっています。

余暇の時間が8時間以上ある生活というのは現役世代からすると夢のようですが、時間を持て余さないように趣味や健康のための運動に時間を当てたいですね。

実際に70歳以上の人は趣味にも運動にもかける時間が増えてきており、活動的な高齢者が増加しています。

また、男性と女性を比較すると、60代以上の世代で女性の方が2次活動が1-1.5時間ほど多く、家事などの家庭内の仕事を負担する女性の実情が見て取れます。

余暇を楽しめる趣味のものをプレゼント

このように高齢者になると仕事の時間がまるまるなくなるため、余暇を過ごす3次活動時間が大幅に増し、ゆとりのある生活にはります。

よく言うとゆとりのある生活ですが、悪くいうと「ひま」ということになり、手持ち無沙汰にならないよう趣味や娯楽、運動などに時間を使う人が多いです。

そのような事情から還暦には趣味の物を贈るのは人気です。

今すでに趣味のものを贈るのも良いですし、これから始める人向けの入門グッズなどを贈っても新たな発見があるかもしれません。

当サイトでもいくつか紹介していますので、還暦のプレゼントにお悩みの方はぜひ見てみてください。