還暦祝いをしていなかったり、お祝いの品を贈っただけだと、還暦祝いを催促されることがあります。
一般的にはお祝いは「お祝いをされる側」から催促するものではなく、「お祝いをする側」がお祝いしたいという場合にやるものです。
冗談めかして言うならともかく、自分からお祝いを催促するというのは大変恥知らずな行為です。
それでも還暦のお祝いは一生に一度で、周りの同級生などが還暦のお祝いをされた話などを聞くと、自分もお祝いしてもらいたいと思う気持ちは自然でわからなくはありません。
家族であれば、お祝いを催促されてもその場の気持ちや状況を伝えて、お祝いするかしないか決めれば良いですが、義母(姑)から催促された場合は困ってしまうことも多いです。
本記事では、義母に還暦祝いを催促された場合の対応を当サイトなりに考えてみたいと思います。
義母に還暦祝いを催促された場合の対応
一口に「義母に還暦祝いを催促された」と言っても、様々なケースがあり、また義母との関係性も色々だと思いますので、絶対にこれが正解!という対応を答えることはできません。
が、最もトラブルの少ない方法は、「旦那に任せる」ことだと思います。
まずお祝いを開催するのかしないのかについても、旦那さんにお祝いする気がないのにお嫁さんだけでお祝いするというのはありえません。
変にお嫁さんだけが動いても、旦那さんに兄弟などがいる場合は特に、後でごちゃごちゃするリスクが高く、おすすめできないでしょう。
お祝いをするということになれば、旦那さん主導のもとでお祝いを計画して、お嫁さんはアイデア出ししたり、お店を探したり予約したりとそれを全力でサポートすれば良いのです。
お祝いをしないという結論を旦那さんが出した場合は、義母には旦那さんからお祝いはしない旨とその理由を説明してもらいましょう。
その際は、「お嫁さんから還暦祝いについて相談を受けたけど、旦那さん自身としてはこう思っているから今回はお祝いをしないでおこうと思う」と伝えてもらいましょう。
お祝いを催促するのが正しいかどうかはともかく、お祝いの話があるのにあえてお祝いをしないというのは、かなり違和感があることです。
そんなことを嫁から姑に伝えるのはまず無理ですし、今後の関係は間違いなく悪影響が出ます。
旦那さんがお祝いはしないというのであれば、きちんと母親には直接説明してもらうようにしましょう。
放っておくというのも手ですが、一度催促され何もしないと、日々催促されるのはお嫁さんです。
放っておくというのは、お祝いはしないということを伝えるのをお嫁さんにさせているのと同義です。
旦那さんがお祝いをしなくて良いと考えていて、放っておけと言う場合は、
本来「お祝いをしない」ことを伝えるのは誰がやるべきか、
そして放っておくと結果的に「お祝いをしない」ことを伝えるのは誰になるのかを
考えさせ、きちんと自分から言ってもらうようにしましょう。