100歳以上の長寿のお祝いの年とその意味

当サイトで主に紹介しているのは還暦のお祝いです。

還暦祝いの長寿のお祝いについても別の記事で紹介していますが、日本には多くの長寿のお祝いがあります。

日本の平均寿命が80歳を超えているということを考えると、80歳、90歳の長寿のお祝いは多くの人が行っておられるかと思いますが、100歳を超えるとなると生きられる方も少なく、毎年がお祝いという感じになると思います。

とはいえ、節目の年にお祝いするというのは100歳以上もありますので、本記事では100歳を超えるお祝いの年で有名なものを紹介したいと思います。

100歳以上の長寿のお祝い

100歳以上の長寿のお祝いには主に以下のようなものがあります。

■100歳以上の長寿のお祝い

年齢 名称 意味
100歳 百寿 百歳を迎えたことを記念してお祝いする長寿のお祝い。
108歳 茶寿(ちゃじゅ) 「茶」という漢字を分解すると「十」と「八」から構成されていることから108歳の時を茶寿としてお祝いをする。
111歳 皇寿(こうじゅ) 「皇」という漢字を分解すると白と王に分解でき、王をさらに分解すると「十」と「二」に分解できることから、白=99と王=12を足して111歳を皇寿として長寿の祝いとされている。
120歳 大還暦 還暦(60歳)を2度迎えることを大還暦と呼び、長寿の祝いとされている。

100歳を百寿というのは説明不要で有名ですが、100歳以降だと有名なのは108歳の茶寿、111歳の皇寿などがあります。

ここまでくると、日常生活ではほとんど耳にすることはありませんが、茶寿は高齢の双子で有名なきんさんぎんさんが茶寿を迎えたというニュースが以前あったので耳にしたことがある人もいるかと思います。

茶寿も皇寿も意味合いとしては漢字を分解した時の数字を足した年齢を祝うという形になっています。

還暦が赤ちゃんにかえるという意味から赤いちゃんちゃんこを贈ることになっていたり、昔の人も結構ダジャレや語呂でお祝いを決めていたりしたのですね。

120歳は還暦2回分生きたということで大還暦と呼ばれます。120歳まで生きるという人は現代でもほとんどいませんので、ここまで来るとニュースになるレベルですかね。

もし家族で120歳まで生きられている方がいましたら、大変な長寿ですので大還暦を迎えた際には、家族全員が集まって盛大にお祝いをしたいですね。