還暦のプレゼントに金券を贈るときのポイントやマナー違反とならない点

還暦祝いのプレゼントは記念に残るものや使ってもらえる趣味のものなどが贈られることが多いですが、好みもわからないし、還暦を迎える方が合理的な方という場合はギフト券などの金券を贈る場合があります。

目上の方へのプレゼントとして、金券を贈ると味気なく、金額もわかるので失礼とされているのが一般的ですが、本人が気にされずむしろ自分で選べるプレゼントの方が良いという場合は金券を贈ることも検討しましょう。

還暦のプレゼントに金券を贈るときのポイント

還暦のプレゼントに金券を贈る際のポイントは、「金券だけでなく、お花やメッセージを添えて贈る」ということと「もらって嬉しい金券を贈る」ということです。

■還暦のプレゼントに金券を贈る際のポイント

  • お花やメッセージを添えて贈る
  • 範囲を絞りすぎず、もらって嬉しい金券を贈る

いくら選べるプレゼントが良い人だとしても、還暦のお祝いが金券だけというのはあまりに生々しく、味気ない思いを持つ可能性があります。

還暦を迎える方が気にしないとしても、出席者の方にみじめな思いをさせないという意味でも、金券だけをプレゼントとはせずに、お花やメッセージカードと一緒に贈るという形にしたほうがスマートでしょう。

普段はメッセージなどいらないと言っている人でも、いざ自分のお祝いでみんなからメッセージをもらったりお花をもらうと嬉しかったりするものですので、ぜひ一緒に贈ると良いと思います。

また、金券と言ってもクオカードや図書券、デパートの商品券などたくさんありますが、使える範囲が狭い金券よりも、より汎用性の高い金券を贈るようにしましょう。

「お米券をもらっても使わないよ・・・」なんてことにならないように、なるべく交換できるものが多い金券を選ぶと外れが少なくなります。

自分で選びたいという場合はカタログギフトという選択肢も

また、還暦を迎える方が自分で選びたい人だという場合は、金券ではなくカタログギフトという手もあります。

カタログギフトは結婚式の引出物でよく利用されるもらった人の好きなプレゼントを選ぶことができるギフトです。

相手に選ばせるという意味で還暦のプレゼントに最適とはいえませんが、金券を贈るよりはずっとプレゼント感があり、生々しさがなくなります。

最終的には贈られた方がどう思うかですので、還暦を迎える方がどのようなプレゼントであれば喜ぶのかを考え、検討するようにしましょう。

なお、一般的には目上の方へのプレゼントとして贈ってはいけないと言われているものがいくつかあります。

常識として知っておくことに損はありませんので、気になる方は一度チェックしておくと良いと思います。