日本における100歳以上の高齢者の数と女性の割合

「長生き」というと、100歳という年齢がひとつの区切りとしてイメージにある方は多いと思います。

世界一の長寿国日本では100歳以上の人はどれくらいいるのでしょうか。

本記事では日本における100歳以上の超高齢者の方の数を紹介したいと思います。

日本の100歳以上の高齢者の数

■日本の100歳以上の高齢者の数

  • 日本の100歳以上の高齢者の数は54,397人

厚生労働省の調査によると、2013年における日本の100歳以上の人の数は、54,397人です。

100歳以上の方の数は急速に増えてきており、昭和38年には全国で153人しかいなかったのが、昭和56年に1,000人、平成10年に10,000人を超え、昨年平成24年にはついに5万人を超えるまでになりました。

平成10年から平成24年までの14年間で5倍と驚異的な伸び率ですね。

医療の進歩や生活習慣の改善もありますが、出生届の一般化により、高齢の方の年齢が明確になったことも大きいと言われています。

100歳以上の高齢者の9割近くが女性

また、100歳以上の高齢者54,397人のうち、男性は6,791人、女性が47,606人となっています。

割合に直すと男性12.5%、女性87.5%と100歳を超える高齢者のうち9割近くが女性であることがわかります。

平均寿命も女性が高いですが、100歳以上まで生きる人の割合は男女でかなり違うようです。

100歳を迎えたら「百寿」のお祝いを

これだけ人数が増えてくると、身近な人が100歳を超えて、お祝いをしたという人もいるかもしれません。

満100歳を迎えた際は「百寿」をお祝いする習慣があります。

100歳は現代でもとても長生きした部類に入りますので、家族全員で集まって盛大にお祝いをしたいものですね。

還暦を迎えた後の長寿のお祝いは喜寿や古希、米寿と多くありますが、百寿はその中でも特別な区切りで、偉大な記録と言っても良いです。

還暦を迎えた人にはかなり気が早い話ですが、「百寿もその先もお祝いしようね。」なんて長寿の祝いのメッセージを贈っても良いですね。