還暦土俵入りと国技館で還暦土俵入りをした力士

還暦祝いは一般社会だけでなく、相撲界でも行われることがあります。

還暦土俵入りというのを聞いたことがありますか。

還暦土俵入りとは、現役時代に横綱を経験した力士が還暦を迎えた際に、還暦を記念して土俵入りをすることをいいます。

還暦時点で親方であれば、土俵入りは両国国技館で行われ、退職して親方でない場合はホテルなど別の場所で土俵入りを行います。

土俵入りといえば通常白い綱をつけて行いますが、還暦土俵入りでは赤い綱をつけて土俵入りを行います。

還暦の時に赤はよく利用されますが、赤は魔よけの色とされ、還暦といえば赤というイメージカラーでもあります。

これまで大鵬や二子山、北の湖など6名が国技館での還暦土俵入りを行っています。ニュースにもなったので記憶にある方も多いと思います。

還暦を土俵入りで祝うというのが相撲界らしいお祝いの仕方ではありますが、このように業界独特のお祝いをする場合もあります。

このような風習があるのも還暦が日本に根付いているということの証明になりますね。